あそぶ神仏 江戸の宗教美術とアニミズム (ちくま学芸文庫) [ 辻 惟雄 ]

あそぶ神仏 江戸の宗教美術とアニミズム (ちくま学芸文庫) [ 辻 惟雄 ]
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江戸の宗教美術とアニミズム ちくま学芸文庫 辻 惟雄 筑摩書房アソブシンブツ ツジ ノブオ 発行年月:2015年04月08日 ページ数:260p サイズ:文庫 ISBN:9784480096616 辻惟雄(ツジノブオ) 1932年、名古屋市生まれ。美術史研究家。東京大学大学院美術史博士課程中退。東京国立文化財研究所美術部技官、東北大学文学部教授、東京大学文学部教授、国立国際日本文化研究センター教授、千葉市美術館館長、多摩美術大学学長などを歴任。ユニークな視点で、従来あまり注目されてこなかった日本人の美意識、日本美術におけるエキセントリックな表現や「かざり」「アニミズム」などの遊びの精神の発掘を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 日本美術に流れるアニミズム/2 変容する神仏たちー近世宗教美術の世界/謎多い遊行僧円空にひかれて/木喰と東北・上越/野に生きた僧ー風外慧薫の生涯と作品/近世禅僧の絵画ー白隠・仙〓(がい)/白隠“半身達磨像”(永明寺本)/3 浮世絵春画と性器崇拝/北斎の信仰と絵/北斎晩年の“ふしぎな世界”/4 天龍道人源道の仏画 いつの世も庶民はひたすらこの世の幸を追い求めるもの。その奔放な想像力にかかれば神様仏様といえどもこの通り、親しみ深く荒削り、すこぶるかわいらしく、ときには世にも怖ろしい姿となる。アニミズム的感性に裏打ちされた力強く鮮烈な表現は、正統的な宗教美術とは一線を画す、異次元の美の宇宙を形づくっている。妖怪となった器物=付喪神の饗宴、白隠や仙〓(がい)の不羈奔放な禅画、大らかな性器崇拝と春画との関わり、そして北斎の劇画の如き仏画と異形の滝…。「奇想」の発見で日本美術史を塗り替えた眼の革命家が、宗教美術のもう一つの水脈に分け入り、その核心に迫る。 本 文庫 人文・思想・社会



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