重源と栄西 優れた実践的社会事業家・宗教者 （日本史リブレット） [ 久野修義 ]の評判情報

優れた実践的社会事業家・宗教者 日本史リブレット 久野修義 山川出版社（千代田区）チョウゲン ト エイサイ ヒサノ,ノブヨシ 発行年月：2011年11月 ページ数：83p サイズ：全集・双書 ISBN：9784634548275 久野修義（ヒサノノブヨシ） 1952年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士（文学）。専攻、日本中世史。現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 重源と栄西をならべてみると／1　二人の出会いまでー山で修行の仏法者／2　重源と栄西の出会いー東アジア世界のなかで／3　内乱の時代を越えてー東大寺再建と造東大寺大勧進／4　重源から栄西へ／実践的宗教者の重源と栄西 東大寺再建に活躍した重源と、臨済禅と茶の祖とされる栄西。通常、あまり注目されないが、この二人にはたいへん共通点が多い。たがいに面識があっただけでなく、ともに「源平内乱」という未曾有の社会的大変動を目の当たりにし、乱後のあるべき社会と仏法を求めて、東アジア規模で活躍した実践的な宗教者たちであった。両者をあわせみるとき、またあらたな歴史の視野が広がってこよう。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教 人文・思想・社会 歴史 日本史