地獄の思想改版 日本精神の一系譜 （中公文庫） [ 梅原猛 ]の評判情報

日本精神の一系譜 中公文庫 梅原猛 中央公論新社ジゴク ノ シソウ ウメハラ,タケシ 発行年月：2007年05月25日 予約締切日：2007年05月18日 ページ数：266p サイズ：文庫 ISBN：9784122048614 梅原猛（ウメハラタケシ） 大正14年（1925）、仙台市に生まれる。京都大学哲学科に入学、学徒兵として召集され、戦後復学。昭和23年卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学教授・学長を経て、昭和62年、国立国際日本文化研究センター初代所長に就任（平成7年退官・現顧問）。平成13年より、ものつくり大学総長。『隠された十字架』（昭和47年、毎日出版文化賞受賞）では、法隆寺と聖徳太子の関わりを、『水底の歌』（昭和48年、大佛次郎賞受賞）では、柿本人麿の流罪刑死説を展開。その思索の範囲は哲学から文学、宗教、歴史と広範多岐にわたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　地獄の思想（地獄とはなにか／苦と欲望の哲学的考察（釈迦）／仏のなかに地獄がある（智〓（ぎ））／地獄と極楽の出会い（源信）／無明の闇に勝つ力（法然・親鸞））／第2部　地獄の文学（煩悩の鬼ども（源氏物語）／阿修羅の世界（平家物語）／妄執の霊ども（世阿弥）／死への道行き（近松）／修羅の世界を超えて（宮沢賢治）／道化地獄（太宰治）） 魂の原点。「地獄」を通して日本人の精神を探る。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教 人文・思想・社会 歴史 日本史 文庫 人文・思想・社会