憲法9条の思想水脈 (朝日選書) [ 山室信一 ]

憲法9条の思想水脈 (朝日選書) [ 山室信一 ]
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朝日選書 山室信一 朝日新聞出版ケンポウ キュウジョウ ノ シソウ スイミャク ヤマムロ,シンイチ 発行年月:2007年06月25日 予約締切日:2007年06月18日 ページ数:289p サイズ:全集・双書 ISBN:9784022599230 山室信一(ヤマムロシンイチ) 1951年、熊本市生まれ。東京大学法学部卒業。衆議院法制局参事、東京大学社会科学研究所助手、東北大学助教授などを経て、京都大学人文科学研究所教授(法政思想連鎖史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 憲法9条の構成と平和主義憲法の基軸/第2章 憲法9条の源流をさぐるー国家と戦争、そして法と平和/第3章 幕末・明治前期における憲法9条の思想水源/第4章 日清・日露戦争と非戦論の奔流/第5章 国際平和への模索ー非戦の制度化に向けて/第6章 戦争廃止を求めてー憲法9条にいたる非戦思想/第7章 憲法9条の現れー湧き出す非戦思想の水脈 戦後日本を60年支えてきた日本国憲法。その改正手続きを定めた国民投票法案が2007年5月、国会で成立した。争点は9条である。人類の歴史のなかで、絶え間なく繰り返されてきた戦争。じつは、それゆえに平和を求める切実な声が途絶えることはなかった。日本でも幕末以降、軍備撤廃を論じ、戦争廃止を訴える思想が現れ、それらが第一次世界大戦後の「すべての戦争の違法化へ」という世界の動きと合流していった。憲法9条は、戦後、突然生まれたものではない。世紀を越え、国境を越え、脈々と流れてきた平和運動や非戦思想の到達点にあり、平和を個人の生存権として主張する画期的な条文なのだ。日本はいま「国益」「同盟強化」の名のもと、戦争を前提とした軍事力均衡(バランス・オブ・パワー)政策が国民を守らなかった19世紀に戻ろうとしているのか。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 法律 法律



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